Sorry this page is only Japanese

レンタヒーローとは?


レンタヒーローとは、1991年セガからメガドライブ用ソフトとして発売された自称RPGの謎なゲームである。
どんなゲームかと言うと、ピザの出前を頼んだ主人公のところになぜか手違いでヒーロースーツの出前が届く(このヒーロースーツを開発しているのが”セカ”社であるのだが)、「せっかくだから」という、某デスクリムゾン並の理由でヒーローになることを決めた主人公がコンビニで買った電池で動くヒーロースーツを使って戦っていくというまことにしょうもないストーリーのゲームである。
クエストは、最初は、ソバ屋の出前が足りないだの、デパートのヒーローショーのヒーローがこれなくなったから代役を頼むだの、、、というようなもの、途中「3丁目のシジミさんが、お魚くわえたドラネコを捕まえて欲しいと言っている」というようなクエストを重ねつつ、気がつくと悪の組織と戦っている、、という展開。
ゲームバランスは非常に悪く、変身していると電池をどんどん消費していき、変身していないと、銃を持った敵にあったら瞬殺されるという、非常にシビアなものだ(ちなみに、戦闘は一応アクションだが、中盤以降ノーダメージできりぬけるのは不可能だ)
また、毎月の支払いにも追われ、本当に厳しい人生を歩ませられるゲームである。

こんな、どう考えてもクソゲーという作品が注目されるようになったのは、比較的発売から時間が経過してから、バーチャファイターが出た以降のことだろう。僕が、レンタヒーローを80円という価格で購入していたことも今では信じられないかもしれないが本当の話だ。
(有名な話だが、このゲームを作ったのは、当時のAM2研(バーチャを作ったところ)なのである)
さて、このゲームの魅力はやっぱりストーリーだろう。ドリキャス版がどんなストーリーになるかわからないので、あえてここでは書けないが、かなり感動的なストーリーが展開するのである。
今度、ドリキャスでレンタヒーローが8〜9年ぶりに復活することになった。噂ばっかりで、やった人は意外に少ないこのゲーム。どんな展開を見せるかはわからないが全力で応援してみたい。

オープニングの画像はこちら


ご意見、ご感想はこちらまで、メールで。